あなたは何の花の種?


 

占いをする時に2ケタの数字を出させてもらうのですが、

あれは一体どういう意味なのか、

最中にはそこまでお話する時間に余裕がないので

こちらに書いてみようと思います♪

 

 

わかりやすくするためにお花に例えますね。

 

 

たとえばいろんな種類の花の種が手元にあるとします。

 

ひまわりの種、

朝顔の種、

桜の種、

スイートピーの種、

コスモスの種、

etc……

 

それらをひとつかみ取って、土に埋めて水をやりお日様に当てたとして…

 

 

一斉に種を蒔いて、同じ条件下に置いても、

それぞれの種が芽を出して花を咲かせていく過程や時期がちがうことを私たちは知っています。

 

 

人間も1人1人それぞれにちがう性質を持っている花なのに、

なんの花の種なのかはだれも教えてもらわずに生きています。

 

 

粘り強く長期戦が得意な人

スピード感があって短期勝負の人

柔軟さの中にある芯の強さが売りの人

正直で真っ直ぐな堅さの中に純粋さが輝く人

 

 

それぞれの花を咲かせるまでに、適している環境や、やり方、

花が咲いた時の造形や、たたずまい、

 

それぞれに違って、

みんな同じじゃないから「バランス」が取れて、

もちつもたれつ、生き、生かされるようになっていて。

 

 

芽を出す時期、伸びる時期、花を咲かせる時期、

枯れる時期、地中に根を張る時期、やがてまた芽吹く時期

 

 

それぞれの種ごとに、今あるべきベストな状態は、

その時の季節によってもちがいますよね。

 

 

コスモスが群れをなして可憐な花を咲かせている秋に、

ひまわりにけしかけたところで、

本来ひまわりは真夏に大輪の花を孤独に咲かせて輝く花。

 

 

桜の花がピンク色に空を染めている春に、

朝顔の種に話しかけても、ようやくぷっくりとした双葉を2枚開いたばかりかもしれません。

でも時間が経てば、

空気の澄んだ初夏の夜明けに、静かに清潔な花びらを自然と開きます。

 

 

占いをやる時に出させてもらっている数字は、

あなたがなんの花の種かを表わしています。

 

 

同時に、

その花の種にとってのカレンダーの役目もあります。

 

 

「今」の温度や気候は、その花にとって、

芽吹く時期なのか、伸びる時期なのか、咲く時期なのか。

 

 

なんとなく漠然と、

いつもがんばっていなくちゃいけなかったり、

結果を出していないといけなかったり、

一つのことを地道に続けなくちゃいけなかったり、

 

 

自然と良い状態でいられる時はいいけれど、

そうじゃない時はこっそり落ち込んだり、

自信をなくしたり、プレッシャーを感じたり。

 

 

個人のバイオリズムに関わらず、

良い状態であることをいつも漠然と世の中から求められてるような風潮ってあるような気がする。

 

 

でも自分がなんの花の種なのかを知り、

その花にとって今はなにをベストとする時期なのかを知る。

  

そのことで、

漠然とした姿の見えない風潮に惑わされることなく、

その人本来のすくっと芯を貫いた存在の仕方ができる手助けになればいいなぁ〜と思います。

 

 

そして自分の性質を自己肯定できた時、

他人が自分とはちがうタイミングで生きていて、

ちがう形の花を咲かせようとしているんだということも自然と腑に落ちるので、

きっともっと人に優しくなれるはず。

 

さらにそのことで人に対して楽になれたらいいなぁと思います。